「2018 AUTOBACS SUPER GT Round 6 SUGO GT 300km RACE」
スポーツランドSUGOコース長:3704km
SUPER GT 第6戦 決勝がスポーツランドSUGOにて行われました。
天候:晴 コース状況:ドライ
Aドライバー:久保 凜太郎
Bドライバー:石川 京侍
【GT300クラス】 6位
スタートドライバーは石川京侍選手。
3番手からスタートし、スタート直後に2番手走行の25号車へ並び、オープニングラップで2番手に浮上。
しかし、4周目に差し掛かるストレートのスピード差で10号車に交わされ、3番手に交代。その後は順調に周回を重ねるも、後続の21号車にオーバーテイクを許し、4番手にポジションを落とすも、17周目に21号車がトラブルによるピットインで再び3番手に浮上した。
その後は順調に周回を重ね、31周目にピットイン、4輪タイヤ交換、給油、久保凜太郎選手へドライバー交代。
52周目GT300クラス全車両のピットイン完了時点で5番手を走行していたが、GT300の他車両がクラッシュを起こし、64周目にセーフティーカー導入され、残り6周の71周目にセーフティーカー解除。
リスタート後は団子状態の接戦となり、久保選手が懸命にアタックし続けたが、惜しくも最終周回に34号車に交わされ、6番手でチェッカー。
今シーズン最高位、6位入賞を果たした。
ドライバーコメント
久保 凜太郎
「予選3番スタートから京侍が2位まで上がり、その後は周りのペースや作戦などを見ながら展開を進めていきました。
31周目に4番手で僕に変わってからは、けいしからのフィードバックを元にタイヤを労わりました。
ペース的に厳しい場面もありましたが、展開にも助けられ、6番手でチェッカーを受けました。
今季初ポイントで少し安心しましたが、レースとしては3ポジションダウン。
上位での争いは難しい所もありますが、チームとしてワンランク上のステージに立てたので次戦は更にいい結果を貪欲に求めていきます!
応援ありがとうございました!」
石川 京侍
「予選ではQ1を2番手、Q2も3番手という結果でした。決勝ではスタートドライバーということで、スタートポジション、タイヤの状態、天候含め、レースの全体の流れをイメージし、とにかく攻めの走りでいこうと決めていました。1コーナーでは攻めきれなかったもののオープニングラップでのポジョンアップに成功、2位に上げたものの その後はペースを上げられず防戦一方の苦しい展開になってしまいました。
僕自身、攻めながらもタイヤを生かす走りは得意としていましたが、”勝ちに行くためには、ドライバーとして更にその上の走りを貪欲に追求していかなければならない。”という次の課題を見つけることもできました。
今回のレースで1番の収穫は、時間はかかったものの、走りのタイプの違う両ドライバーの長所が生きるセットに大きく寄せることができたことです。これは僕らドライバーの力ではなく、監督はじめ エンジニア、メカ、チーム全体のおかげです。
また、今回のポイント獲得は気持ち的にもドライバーとしての自信を改めて持つことができた大きなレースになりました。
しかし、過信することなくしっかりと見えた課題をクリアし、残りのレースを戦いたいと思います。」