FIA-F4 選手権
Round.7,8 スポーツランドSUGO
【7月23日(土)、24日(日) 】
第7戦 朝日ターボ 22位/34台 中根邦憲 24位/34台
第8戦 朝日ターボ 29位/34台 中根邦憲 13Lap リタイア
ドライバーコメント
朝日ターボ
「今回は前回の富士大会と開幕戦の岡山大会と違い、初めての菅生でのレースでしたが、僕自身もコースの攻略に苦しみ、車自体もうまく噛み合わず苦しい週末でした。
特に菅生で大事なコース後半のセクションでの速さがなく予選でも思うような順位を得られませんでした。
チームやガルフレーシングの先輩方にアドバイスや相談にのってもらい決勝の2レースに挑みましたが、1レース目はフロントウイングにトラブルにより順位を上げて行けず、2レース目は直前まで降っていた雨で難しいコンディションでのレースになり作戦がハズレてしまいました。
前回の富士とは違い練習から上位で走れなかったのが非常に残念です。しかし悪いながらもスタートが上手くいったり、下位で混戦の危ない状況でも車をちゃんと無傷、完走できたことは良かったです。
今回の完走はこれから始まる後半戦に向けて必ず生きてくると思います。もう2週間後には富士大会が始まるので切り変えてまた1から見直して富士大会は万全の状態で戦えるように頑張ります!
今回もチームや応援していただいた方々ありがとうございました。
次戦の富士大会も精一杯良いレースができるように努力して行きますので引き続き応援よろしくお願いします!」
中根邦憲
「第7戦SUGO
予選30位、決勝24位 レースウィーク初日の7月21日、22日ともタイムが伸びず、7月7日初走行時のタイム1分27秒83が切れないまま迎えた予選、ようやく1分27秒213、1分27秒261と27秒台を出して迎えた決勝でした。
菅生は予選30位のグリットからはスタートシグナルが見えないため、コース脇に立つオフィシャルがシグナルに合わせて振る旗を目安にレーススタート。
全車一斉に進入する1コーナーから至近距離でのやりとりが続く3、4コーナー、ヘアピン、S字、ハイポイント、レインボーコーナーまで接触もなく裏ストレートへ。スタートで抜いた数台に抜き返されてしまいましたが、ここからは前に追いつき離れを繰り返す展開で、タイム的には自己ベストの1分26秒474。初めてのコースでトップとの Fastest Lap 差を2.652秒まで詰めて24位フィニッシュとなりました。
順位はまだまだですが、初めてのコースで当初4秒以上あったトップとのタイム差をレースウィーク中に2.652秒まで詰めることが出来たのは自信につながりました。
第8戦SUGO
予選30位、決勝リタイア 第8戦はレース開始1時間前から雨が降り、ウェット宣言。レインタイヤを装着してのレースとなりました。
予選30位のグリッドは上り坂になるため、前日同様オフィシャルの旗の合図と同時にブレーキを土踏まずで踏んだままつま先でアクセル全開。レブに数秒あてた状態から土踏まずをずらしてブレーキ解除と同時にクラッチリリース。レブのままホイルスピンをさせてスタートしました。
前日と同じくスタートで抜いた数台に抜かれる展開で、2周目までは問題ありませんでしたが、スタート前に雨が止み路面が一気に乾き、ウェットタイヤで乾いた路面を全開で走るという未経験の状態に。SPの1つ目、2つ目でタイヤのグリップ感が無くフラフラするのを感じたと思ったら、ストレートを終えた1コーナー、2コーナーでリアが流れて軽くスピン。コース上にマシンを横に止めてしまい、エンジンを再始動したまでは良かったのですが、スピンターンで復帰するのを忘れ、ハンドル操作で縁石をまたいでコース復帰できると痛恨の判断ミス。
縁石をまたいだ瞬間に後輪が宙に浮き万事休す。リタイアとなってしまいました。
前日の調子が良く少し調子に乗っていたことと、経験のないコンディションにも関わらず慎重さを欠いたことが原因でした。
今回の反省を踏まえ、次戦頑張ります。」